マッチングアプリの利用と出会いは年々増加しており、2022年では結婚のきっかけランキング1位が「マッチングアプリ」で「職場や学校」を上回る結果になっています。
マッチングアプリが登場した当初は「出会い系」のイメージが強く、登録者数は少なかったのですが、その後は少しずつ利用者が増え、2020年以降では、マッチングアプリで結婚した人では18.8%と急増しています。
マッチングアプリが市民権を得ている世の中ですが、当サイトはマッチングアプリの利用はしない方が良いと考えています。その理由はなぜか。
本記事では、マッチングアプリを利用しないほうが良い理由と婚活、恋愛したい方はどうすれば良いかをご説明していきます。
結果:事件に巻き込まれる率が非常に高く、マッチングアプリ以外の選択を
当サイトがマッチングアプリ否定派の理由は「マッチングアプリ関連の事件が多すぎる」と言う点が大きい理由にあります。
SNS上のやり取りのため、出会うまでは素性が分からず、特に投資詐欺、ロマンス詐欺、マルチ商法などの格好の餌食の場所になっています。
そのため、当サイトでは実際に面着で出会えるものを推奨します。
結婚を急ぐ、安全性が高い場が良いのであれば結婚相談所。気が合う、ラフな恋愛から初めたい方は婚活パーティ(街コン)を推奨しています。
マッチングアプリを推奨しない5つの理由
マッチングアプリでの事件が多すぎる
近年、マッチングアプリでの事件が非常に多いです。特に詐欺の被害が酷く、年々巧妙化が進んでおり、気をつけていても引っかかる可能性が高くなりました。
恋愛は人の感情を狂わす要素が強いため、詐欺に合いやすく、かつ標的になりやすい場なのが実情です。年々巧妙化していてアプリ側の対策も行き渡っていません。
もし被害にあって全財産を詐欺に合ってしまっては恋愛どころではなく、人生が破綻してしまいます。
それであれば、根本であるマッチングアプリを使用しないことに限ります。詐欺に引っかからない鉄則は、そういった人に関わらないことが一番重要なのです。
以下のサイトではマッチングアプリの事件をまとめてあります。興味がある方、被害に合いたくない方は一度ご覧いただくことをおすすめします。
見た目が良い、年収、高身長などのイケメンがどうしても人気が出る
マッチングアプリの市場は「モテる男が優勢の場」です。ここでのモテる男とは、見た目、年収、身長、メールの盛り上げやすさなど、イケメンと言われる男性のことを示します。
例えば、顔写真が好みでなければスルー、メッセージのやり取りが合わなければスルー、何か気に入らない要素が一つでもあると会う前にスルーされる、というのがマッチングアプリです。
年収◯◯円以下はお断り、身長170cm以下はお断り、などの条件を明記されている方はざらにあります。
恋愛、婚活の市場は女性有利の場。何十人もいる中で「顔写真やプロフィールだけで女性に選んでもらえる」「他のライバルよりも魅力的」な人間でなければ勝ち残ることは出来ません。
結婚として重要視する人が多い「話が合う」「価値観が合う」よりも、見た目、年収等のスペック判定は先に入ってしまうのが現実です。
サブスクとして値段が高い
相場が3,400円〜4,500円と非常に高いです。それに加えてオプション機能を加えると月5,000円以上になります。サブスクで有名なNetflixやHuluなどの動画サブスクは月1,000円~2,000円なので、約2~3倍の料金がかかります。
恋愛と動画でジャンルは違うため、比較するべきではないかもしれませんが、物価高の現代で月にこれだけの料金を払い続けるのは、お財布に優しくありません。
メッセージを見るために課金したが、業者で課金損になったり、マッチングできずに月額料金を払い続ける、なんてことも大いにあります。
すぐ繋がれるが、すぐ関係が切れる
マッチングアプリの利点として、すぐメッセージのやり取りをしてすぐ繋がれることがメリットです。しかし逆に言うとすぐ関係が切れるということにも他なりません。
リアルでの関係が薄いため、会ってみて合わなかったら即ブロック、ということも多数にあります。
そういうものだと割り切れれば良いですが、なかなかそうも行かず凹んでしまう方も多いでしょう。これは男性だけではなく女性側も感じており、疲弊し良い人がアプリを辞めていくことが続出しています。
写真が盛りすぎてて、現実と違う
自分のプロフィール写真を加工しすぎで現実と違う、ということもアプリ上はよくあります。
女性側としてみれば、自分に自信がなく可愛く見せたいのはわかりますが、全然違うのは相手の時間を奪う行為に他なりません。そういった写真を見極める必要もアプリではあります。
マッチングアプリは「わかりやすい魅力がある男性の有利な場」
女性側からすると、顔写真とプロフィールくらいしか相手を判別する要素がないため、瞬発力のある魅力を持っている人が有利な場なのがマッチングアプリという場所です。
瞬発力とは、見た目がかっこいい、年収が高い、背が高いなどが該当します。このプロフィール時点で優しいや思いやりがあるなどは武器になりません。
悲しいことに女性と接点を持つことができなければ、その武器は女性に届かないのです。であれば、会うことが前提のサービスを利用する方が断然良い人を見つける確率が高いでしょう。
マッチングアプリ以外の出会いの場6選
マッチングアプリ以外の出会いはいくつかありますが、当サイトでは結婚を急ぐ方は結婚相談所、お付き合いや恋愛を楽しみたい方は婚活パーティ、合コンを勧めています。
理由としては、直接会えるため自分にあうか確認でき、お互いに恋愛目的であることも同時にわかるためです。
それ以外にもいくつか出会いの場がありますのでご紹介します。
結婚相談所
結婚が目的であり、とにかく結婚を急がれている方、多人数の場が苦手の方は結婚相談所がおすすめです。
また、婚活では凹んでしまうことも多々あります。そんな時に寄り添ってもらえる仲人さんの存在がありがたいものとなります。
結婚についての悩み相談や相手の条件選別、進め方の相談など結婚までの困り事を第三者目線で相談することが出来るのがメリットです。
結婚相談所では仲人さんとの相性が一番重要になってきます。相性が悪かった場合、他の結婚相談所を選んだり、仲人さんの変更を勇気を持って申し出るのも最愛の人を見つけるためには必要です。
- 結婚を急がれている
- 自分一人での婚活で凹んでしまう
- 初めから条件を絞って合う人を選びたい
- 1人つづ向き合って出会いたい
- 詐欺などが心配、安心して出会いたい
- 結婚に真剣な人と出会いたい
おすすめの結婚相談所比較サービス
婚活パーティ
結婚を目的とした出会いを探してはいるものの、結婚相談所よりももう少し気軽に活動したいという人は、婚活パーティーがおすすめです。
参加者同士の目的も一致しているため、まずは付き合えるほどの相性が良い人かに集中することができます。
友達や恋人から少しずつ仲良くなるよりも、しっかりと結婚生活が想像できる人と早めに出会いたい方は選択肢の一つと言えるでしょう。
- 一度に複数の異性と実際に会って話したい
- 複数の選択肢から自分で選びたい
- 色々な人と話すのが得意
- 自分の趣味や価値観の合う人と出会いたい
- 結婚相談所が苦手だが、結婚までの行動をしたい
おすすめの婚活パーティ
合コン
結婚まではまだ早いけど、彼女がほしい、恋愛したいというラフな出会いを求めている方は合コンがおすすめです。
外見、身長、年収等には自信がないけど、トークやコミュニケーションが高い方には相性が合いやすい人を見つけやすいでしょう。
最近では1人でも合コンに参加できるサービスもあり、出会いが欲しいが友人などが結婚してしまい参加が難しくなってしまった人などにはこういったサービスは有効です。
- お酒の場が好きな方
- 同じ目的の異性と飲み会をしたい
- 大勢よりも少数の飲み会をしたい
- 良い人がいれば恋愛に発展すれば良いぐらいの気持ちの方
おすすめの合コンサービス
SNS
なにか取り組んでいる趣味があるのであれば、SNSで共有して友達探しするのも良いでしょう。例えばサーフィン、バイク、車、写真、キャンプ、登山などです。
X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、TikTokなどで趣味を拡散すれば、趣味が合う友達が増え、その中で異性との恋愛に発展する可能性があります。
ただし、主に友達探し、趣味友探しなどに利用することが多く、その延長線で恋愛、結婚に発展することが多いため、婚活目的では正直向いていません。
恋愛は置いておいて、友達がとにかく欲しいという方に向いているでしょう。寂しい時、恋愛の相手探しに良く方向かが向いてしまいますが、結構同じ趣味、思考の友達がいれば寂しくないものです。
- 熱中している趣味がある
- 共通の趣味、関心事のある友達が欲しい
- まわりに合う友達がいない
- 恋愛はともかく、気の合う人が欲しい
オンラインサロン
SNSが趣味の友達探しに向いていますが、こちらは将来のために習い事をしている人におすすめのサービスです。
こちらもなにかに打ち込んでいる人と関われるため、思考が合いやすい方と巡り合う確率が高く、特に金銭感覚が合う人と会いやすいです。
リアルな習い事と違って、他の人との交流の場を開催していることも多いため、他の人と話しやすい環境ではあります。もちろんセクハラや相手が嫌がる行為は禁止なので節度をもった交流は必要です。
参加者同士でスキルアップを通じて、同じ人生観の人たちと人脈づくり、コミュニケーションしたい方におすすめです。
- 新しい知識、世界を知りたい
- 自宅にいながら気軽に交流したい
- リアルでは関わる機会の少ない人と出会いたい
- 向上心がある人、努力している人と交流したい
- 価値観の近い人と出会いたい
知り合いからの紹介
身近な友人、知り合いから紹介してもらうことも有効です。自分がパートナーを探していることを友人、知り合いに伝えることで、同じ思いを持った周囲の人を紹介してもらえる確率が上がります。
この出会いの利点として、あなた自身の信頼度がすでにある知り合い、友人のため、紹介者もその信頼度を持ったまま紹介してもらえます。
ただし、年齢が上がれば上がるほどまわりが結婚していってしまうため、紹介をもらえる確率は低くなってきます。
- 友達、知り合いが多い
- 顔が広い友達がいる
- 共通の友達を通じて親近感がある人と出会いたい
- 会う前にある程度相手のことを知りたい
スポーツジム、習い事には出会いはほとんどない
逆にスポーツジム、料理や英語などの習い事の場は出会いが少ないです。
両方とも他社と交流する場は少なく、スポーツジムなどでは大抵がイヤホンをしていて声をかける事自体が出来ません。むしろそういったナンパ行為に似た声をかけること自体を禁止しているところがほとんどです。
目的が学習、筋トレと別の方向にあり、交流の場や時間もないのがほとんどのため、恋愛に発展しにくいのも理由の一つです。そのため、パートナー探しの場としてはあまりおすすめしません。
出会いに集中していないときに出会う時もある
結婚した人の中には「出会いを求めていた時には出会えなくて、求めていない時に出会えた」という方も多くいらっしゃいます。
彼女が欲しい、結婚したいと思う気持ちが先走ってしまい「ガツガツした欲求がむき出しになっている」ということはよくあることです。それを相手が感じ取ってしまい、彼女が出来ない人も多々見受けられます。
仕事や趣味に集中した方が気の合う人ができたり、人生を充実させることが出来る人もいますので、寂しいと思う気持ちが先走ってしまわないように注意しましょう。
何をやってもパートナーを見つけられないのであれば、完全にそういった場、行動を止めることも別の目線、道に進むためにも重要です。
土台である男磨きも忘れ場に
自分磨きしなければ理想の相手を見つけるのも難しいでしょう。
基本である自分磨きも怠らずにすることは大事になってきます。それ踏まえた上で合コンや婚活パーティでトークスキルを高めていくのがおすすめです。
まとめ
今回はマッチングアプリの危険性とおすすめしない理由をご紹介しました。
マッチングアプリについて否定的なことも多くは書きましたが、マッチングアプリでお付き合いし、結婚まで至っている実例もあるで完全否定ではありません。
ただし、今回のマッチングアプリの危険性を承知で、自己で危険を回避したり、凹んだりする気持ちも含めてやり続ける強靭なメンタルがマッチングアプリには必要だと考えています。
結婚を考えており、マッチングアプリで挫折してしまった方は、今回のようなことがマッチングアプリには潜んでいることを踏まえつつ、別の選択肢も考慮しながら婚活を勧めていきましょう。
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