皆さんは筋トレしていますか?30代に入り、筋肉を鍛えたほうが良いと考えている方も多いのではないでしょうか。
では、なぜ筋トレをしたほうがいいのでしょうか。それは筋トレによる筋力増強、ダイエット以外にも色々な効果があるからです。
本記事では30代男性が筋トレをやるべき理由とその効果、そしてメリット以外にもデメリットにも触れて説明していきます。
筋トレによるメリット
体力・持久力向上
体力強化や持久力の向上として筋トレはおすすめです。
現代人の疲労の原因の一つとして、活動不足しなさすぎての肉体疲労が挙げられます。
デスクワークが多い現代ですので、一日中同じ姿勢や座りっぱなしで運動不足になり、全身の血行が悪くなります。すると、体の凝りやだるさにつながり、疲れを感じやすくなります。
そのため適度な筋トレをして、血液を体中に送るポンプの役割を補う筋肉の量が増えることで、血行促進につながり体中に栄養が行き渡るようになるため、疲れにくい身体になっていきます。
健康維持・増進
30歳を過ぎると筋肉は減り初め、鍛えていかないとどんどんと筋力は低下していきます。
筋肉量が減ると基礎代謝量も減るので、燃焼されなかった糖質や脂肪が体内に蓄積されやすくなり、肥満や生活習慣病のリスクも高まります。
また、冷えや肩こり、腰痛なども、運動不足による血行不良や筋力低下などが原因の一つとされています。
筋トレによって血行を促進することで冷えや肩こりなどが改善するほか、筋力の増加により代謝が上がり、体重が減少したり姿勢が良くなったりするというメリットもあります。
ほかにも、筋肉に刺激を与えることで成長ホルモンの分泌を促す作用もあるため、睡眠の質を高める効果が期待できるなど、心身の健康維持に役立ちます。
ダイエット
筋トレを初める理由第一位は、やはりダイエット目的ではないでしょうか。
筋肉量増加による脂肪燃焼や引き締め効果を目的として筋トレを始める人はとても多いです。
筋肉量が増えると基礎代謝量が増えるため、同じ運動量でも筋肉量の多い人のほうがカロリーをより多く消費することができるようになります。
美容
筋トレを行うことで、若返りホルモンと言われている「成長ホルモン」の分泌が、非常に高くなります。
成長ホルモンの分泌量が減ると、肌のターンオーバーまで遅れるため、肌のダメージやメラニンが蓄積しやすく、シワやシミにつながってしまう可能性が高くなります。そのため、筋トレや運動を定期的に行って、成長ホルモンの分泌を促すことは、美肌のためにも重要になってきます。
また筋トレの効果により、血行も良くなり肌に栄養を行き渡らせて、美肌に導く効果が期待できるのです。
「血行」は、からだ中に栄養や酸素を運んでいる血液の流れのことですが、血行が悪くなると細胞に栄養が行きわたらなくなり、結果、肌のくすみ、シワやシミなどの老化につながってしまいます。
30代からのアンチエイジング目線でも筋トレは効果があるのです。
メンタル(ストレス軽減)
例えば、重い車を押している、重いソファを動かしている時に「あの上司ムカつく!」とか「あの人のあの言葉が許せない!」なんて考えられないと思います。その時に頭の中は「重くて辛い!」ということで頭がいっぱいだと思います。
それもそのハズ。人間の脳は精神疲労よりも肉体疲労を優先的に考える性質があり、仕事や私的なトラブルなどでストレスが溜まっている方は運動により、精神ストレス<肉体ストレスにすることで、ストレスを和らげることができます。
これが運動がストレスに良いとされている理由です。
特に趣味がない、日々ストレスを感じている管理職の独身男性が筋トレにハマってしまう理由がこれだったりします。
自信がつく(コンプレックスの解消)
筋トレを継続することで、自分の理想としていた身体が手に入ります。見た目にコンプレックスがあった方はそれだけで人に会うことも自信がつきますし、外見の魅力がアップするので、モテる可能性も上がります。
自分でも見た目の変化を感じられるようになり、モチベーションアップにもつながるでしょう。
また、筋トレを長時間やれていること、重い重量をあげれるようになることで小さい成功経験が積み上がることを経験します。人は努力により結果が得られないと挫折してしまいますが、筋トレは比較的結果が出やすいので苦手なことを克服した経験が出来ます。
苦手なことを克服した経験が自信となり、物事を前向きに捉えられるようになったり、より自分を高めようと行動できるようになるなど、精神的にも良い影響が期待できるでしょう。
筋トレによるデメリット
お金がかかる
筋トレを行う場合、お金が少なからずかかります。
自重トレとして腕立てや腹筋もありなのですが、負荷がなかなか上げられないので筋トレグッズの購入か、ジムの契約が必要になります。市営ジムや格安ジムなどで費用は抑えることが出来ますが、高いと思える方もいるでしょう。
時間がかかる
トレーニングするためには時間確保が必要です。
ジムに通う場合、往復にかかる移動時間やトレーニング時間など毎回意外と多くの時間がかかるものです。平日は仕事が忙しく、筋トレする時間が取れない、なんて日も出てきます。
休日は休みたい、と考えている方にはなかなかトレーニングに時間を当てるのが億劫に感じることがあるでしょう。
服が切れなくなる可能性がある
筋トレをしていくと体つきが変わってくるため、昔着ていた服が着れなくなってくることがあります。特に胸周りは男性だと発達しやすいので、胸周りがきつくなって服を買い替える、なんてことはよくあることです。
それを喜ばしいことと思えず、痛い出費に感じる方は苦痛に感じることでしょう。
周りからバカにされる可能性がある
筋トレやダイエットを始めると必ずと言っていいほど、運動をしていない人に以下の言葉を投げかけられます。
- 「意味あるの?」
- 「何目指してるの?」
- 「ナルシストなんじゃない?」
- 「今のままでいいじゃん」
その行為が必要かは自分が決めることであって、相手が決めることではありません。ある意味、ドリームキラーであるこういった言葉をもらうことで、筋トレのやる気が削がれることもあるでしょう。
自分の身体の見た目を気にしすぎる
トレーニング歴が長くなると、身体の変化が気になりしすぎてしまうことがあります。
- 筋肉が減ってきた気がする
- 体脂肪率が増えた
- トレーニング時間を増やしているのに全然変わらない
このような悩みがプレッシャーとなって、筋トレしない日が怖くなってしまいます。
まとめ
それでも筋トレはした方がいい
メリット、デメリットをお伝えしましたが、やはり「筋トレはした方がいい」という結論です。
デメリットよりもメリットが多いですし、なにより科学的にも国としても運動することを推奨しています。
少しずつでも良いので筋トレを実施してみてください。
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