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カミソリ負けをなんとかしたい!男性のカミソリ負けの原因と治す方法、肌が弱い人の予防方法をご紹介

男性の肌悩みの中でも多いと言われているカミソリ負け。ヒゲ剃り後の肌のヒリつきやかゆみ、ニキビや肌乾燥といった症状に悩まされている人も少なくないでしょう。

本記事では、カミソリ負けの原因と治す方法、カミソリ負けになる前の予防、対処法をご紹介します。

目次

【結論】剃り方を知り、剃った後はアフターケアを

カミソリで毛を剃る際は、毛の流れに沿って剃り、シェービング剤を利用し、毛が剃りやすい状態で処理しましょう。

それでもカミソリ負けになってしまった場合は、アロエ成分が入ったローションや化粧水で肌へのケアを怠らないのも大事になってきます。

毎回カミソリ負けする、毛の処理や手入れが面倒などあれば、脱毛することも検討しましょう。

カミソリ負けとは剃った後の肌トラブルのこと

カミソリ負けとは、カミソリでシェービングした後、傷付いた肌から細菌などが入って炎症を起こしたり、肌のバリア機能が落ちて乾燥しやすくなったり、かゆみが出たりする肌トラブルのことを言います。

ヒリヒリとした痛みや赤いブツブツなどの症状が特徴のカミソリ負けは、肌が弱い人や敏感肌の人だけでなく、誰にでも起こる可能性があります。

カミソリ負けを放置すると症状が悪化して色素沈着や黒ずみなどが残ってしまうことがあるため、できるだけ早めの対処が必要です。

カミソリ負けの原因は道具とアウターケアにある

同じ部分の毛を何度も剃っている

毛が剃れてるか気になってしまい、同じ部分を何度も剃ってしまうことで、角層のみならず、皮膚の表面を一緒に剃ってしまうことがあります。

そのため、肌のひりつきやニキビのようなブツブツが生じたり、カミソリの刺激や摩擦によって皮膚に色素沈着が起きるなど、カミソリ負けの症状が現れやすくなります。

同じカミソリを使い続けている

同じカミソリを使い続けると、残った汚れがたまったり刃がさびてしまい、切れ味が悪くなってしまいます。

切れ味が悪い状態で剃ると、毛が引っかかりやすくなったり、肌が引っ張られたりするため、肌が傷付きやすく、カミソリ負けが起きやすくなります。

また、使用し終わったカミソリの管理をきちんとおこなわず、シェービング剤や毛が付いたままだと刃と刃の間に雑菌が繁殖し、肌荒れを起こす原因にもなります。

剃った後のスキンケアが不十分

カミソリで毛を処理した場合、目には見えなくても肌は傷付き、敏感な状態になっています。

そのため、毛を剃った後のスキンケアが不十分だと、肌が乾燥して炎症を起こしやすくなったり、毛穴の色素沈着の原因になることもあります。

カミソリ負けで見られる症状5選

ヒリヒリした痛み、かゆみ

カミソリの刃が直接肌に当たることで皮膚表面にある角質層が傷つき、感染から守る「バリア機能」が低下してしまいます。

結果、炎症や乾燥を引き起こし、ヒリヒリとした痛みやかゆみが生じます。

赤いブツブツ

カミソリを使うことで肌の角質層に細かい傷がつくと、傷口から細菌が侵入して炎症を起こし、赤いブツブツが発生することもあります。

ニキビ

カミソリ負けによってニキビができることもあります。男性ではアゴなど、ヒゲが生えるところに良く見られます。

顔の皮膚は全身のなかでもとくに薄いため、カミソリの刃と肌が擦れる摩擦が大きな負担となり、バリア機能が低下します。すると肌を守ろうとして皮脂が過剰分泌され、毛穴が詰まってニキビができてしまうのです。

また、カミソリの刃を手入れせずに不衛生な状態で使うと雑菌が繁殖し、髭を剃ったときに毛穴から菌が侵入しやすくなりニキビの発生リスクが高まります。

出血

肌表面には目に見えないほど微細なデコボコがあるため、カミソリを使うと皮膚の隆起している部分に刃が当たり、傷がついて出血することもあります。

色素沈着・黒ずみ

カミソリを使うことで皮膚表面の角質層が傷つくと、肌を保護するためにメラニン色素の生成が促されます。

通常、メラニン色素は肌のターンオーバーとともに排出されますが、カミソリの刃によって肌が傷つくとターンオーバーが乱れやすくなります。その結果メラニンが皮膚に残り、色素沈着や黒ずみを発生させてしまうのです。

カミソリ負けを予防する方法8選

入浴中、入浴後に剃る

入浴中であれば、毛が柔らかくなっており皮膚を比較的傷づけずに剃ることが出来ます。

万が一皮膚を傷つけても入浴中か入浴後ならば、それほど皮膚は汚れておらず細菌が入りにくいことから、このタイミングでの毛の処理が良いとされています。

できればシェービングジェルやムースを使って、毛をさらに柔らかくし、肌を清潔にした状態で剃れれば最適です。

定期的に刃を入れ替える

切れにくい刃では、何度も皮膚を往復しないと綺麗に毛を剃れません。剃れないからと刃を強く押し付けてしまうことで、皮膚を傷つける原因にもなります。

これらのことから、切れ味の悪い刃は皮膚を傷つけやすくなるため、こまめに刃を交換しましょう。特に使い捨てのT字カミソリは長く使い続けず、定期的に交換しましょう。

肌に負担が少ない電気シェーバーを使う

肌トラブルを予防するには、カミソリより電気シェーバーを使うのがおすすめです。

カミソリは深剃りできるのがメリットですが、肌に直接刃が当たって角質層まで削ってしまうため、肌荒れを起こしやすくなります。その点、電気シェーバーなら刃が直接肌と接触しないため、肌への負担を抑えられます。

電気シェーバーや肌を清潔にする

電気シェーバーや肌を清潔に保てば雑菌が毛穴に侵入するリスクが低くなり、カミソリ負けが起こりにくくなります。

汗や皮脂で汚れた状態で電気シェーバーを使い続けると肌トラブルを起こしやすくなるため、使用後はその都度ブラシやクリーナー、水洗いなどで掃除しましょう。

剃毛のタイミングは肌が清潔な洗顔後や入浴後がおすすめです。

シェービングクリームを使用する

剃毛前にシェービングクリームを塗れば電気シェーバーの滑りがスムーズになるだけでなく、肌と刃の間のクッションにもなり、肌へのダメージを軽減できます。

保湿成分が配合されたシェービング剤を使用すれば、剃毛後の肌がしっとりします。

やさしく剃る

毛を剃るときに力を入れすぎると肌に傷がつき、炎症や出血が起こりやすくなります。

そのため、電気シェーバーは皮膚に強く押し付けずに軽く当て、毛のながれに沿って優しく滑らせるように動かしましょう。

剃毛後はしっかり保湿

剃毛後は皮膚のバリア機能が低下しがちなため、柔らかいタオルで拭いたあとは化粧水やローション、ボディクリームなどを塗って十分に保湿しましょう。

なお、アルコールや香料などが含まれる化粧水やクリームなどは刺激が強いため、剃毛後はノンアルコールの商品を使用することをおすすめします。

脱毛する

ムダ毛の自己処理をしても数日経てばすぐにまた生えてきます。

剃毛を何度も繰り返すと肌に負担がかかってカミソリ負けが起こりやすくなるため、プロの脱毛を受けるのも選択肢のひとつです。

カミソリ負けした際の対処法・治す方法5選

患部を冷やす

カミソリ負けを起こした際は、冷たいタオルや保冷剤、冷たいシャワーなどを患部に当てて冷やしましょう。

かゆいからといって掻きむしると肌に傷跡が残ってしまう可能性があるため、カミソリ負けが治るまで極力患部を触らないようにし、症状が治るまではムダ毛処理を控えてください。

ワセリンやクリームで保湿する

肌が乾燥するとカミソリ負けによる炎症が悪化してしまう恐れがあるため、患部を冷やしたあとはワセリンやクリームで保湿しましょう。ワセリンは肌に塗ると薄い油膜が作られて水分の蒸発を防いでくれる効果があります。

市販薬を使用する

カミソリ負けで起こった炎症や傷を治すには、ドラッグストアで販売されている市販薬も有効です。カミソリ負けによる炎症は傷への細菌感染が原因のため、抗菌薬(抗生物質)を使用すれば症状の悪化を防げます。

ただし、すでに傷が悪化して膿んでいる・ただれている場合は自己判断で市販薬を使用せず、皮膚科で専門医に相談しましょう。

ヒゲを剃らない日を作る

カミソリ負けした状態で、またヒゲを剃ると更に肌ダメージを与えることになります。ヒゲを剃らない日を設けることで、皮膚を休めることができます。

ヒゲがそんなに伸びない方は肌を痛めてしまった場合、一日剃らないと言うのも手でしょう。

症状がひどいときは皮膚科を受診

以下の症状が出ている場合は早めに皮膚科を受診しましょう。

  • 自分でケアをしても痛み、かゆみが続く
  • 化膿やただれが発生している
  • 2〜3日市販薬を使用しても症状が改善しない

悪化したカミソリ負けを放置したまま剃毛を続けると症状が悪化するだけでなく、色素沈着を起こして黒ずみが残ってしまうことがあります。

皮膚科では抗菌薬や抗生剤、ステロイド外用薬、保湿剤などを使用して治療します。

【まとめ】剃る道具とアフターケアを忘れずに

今回はカミソリ負けの原因と対策、事前の予防方法をご紹介しました。

カミソリ負けは誰にでも起こりうる肌トラブルです。電気シェーバーやシェービングクリームなどを使用し、できるだけ肌に負担をかけない工夫が必要です。

とくに色素沈着が定着するとセルフケアで消すのが難しくなるため、症状が軽いうちに対策をとりましょう。

ただ、自己処理を続ける限りカミソリ負けのリスクは避けられないため、気になる方はムダ毛を生やさないようにする脱毛も検討してみてください。

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